6月

9日 神大の授業に参加

12日 AWEPさんとのミーティング

14日 スタディツアー報告会

21日 学習会

28日 mtg

 

14日 スタディツアー報告会

今日は、ミーティングでこれからのPEPUPの活動について、以前のディスカッションを振り返りながら、話し合いました。

そのあとに上回生の方々が2019年のフィリピンスタディツアーについて、お話してくださいました。

フェアトレードを20年間続けてこられた農家さん、PEPUPと取引することでフェアトレードを始めた農家さんなど、様々なケースがあり、フェアトレードを始める理由も様々にあると知りました。さらに、フェアトレードの構造の不安定さについても言及があり、厳しい現状についても考えました。

上回生の発表後、質疑応答の時間が設けられ、より考えを深められました。

1年生は聞いたことのない人が多く、書籍やインターネットから得る知識とは違った角度から、フィリピンの農家の方々の現状について、知ることができたと思います。一方で、自分自身の目で見て、耳で聞いて感じることもあるのだろうということも感じています。

 

21日 学習会

今回はOBOGさんも参加してくださり、学習会では消費者という観点からフェアトレードについて考えました。

まず、日本でフェアトレードが普及しない理由をグループごとに話し合い、興味不足や不信感、ブランド力の問題などの理由が挙げられました。それから海外でフェアトレードが普及している理由を学び、海外ではフェアトレードについて教えてくれる人がいるためであると知りました。その後にフェアトレードを広めるためにPEPUPができることを話し合いました。話し合いでは、販売するまでのプロセスを可視化して不信感を無くしたり、PEPUPの活動やフェアトレードについてYouTubeなどで発信したりするという意見が出されました。今まで私は、フェアトレードを広めるためにPEPUPではフェアトレードの知名度をあげたいと考えていましたが、今回の学習会を通して、知名度upがフェアトレードの普及に必ずしも繋がらないと知りました。また、フェアトレード商品は値段が高いから敬遠されがちだと思っていましたが、人は常に安いものを選ぶわけではなく、工夫次第でフェアトレード商品もより多くの人に買ってもらうことができると学びました。

 

28日 神戸学院大学の太田先生の授業にお邪魔

 神戸学院大学の防災の授業に太田先生が登壇され、その中でPEPUPメンバー2名も参加させていただき、PEPUPの活動紹介と質問コーナーを行いました。

 「フェアトレード実践者」として、活動紹介やスタディツアー報告をしましたが、神戸学院大学の先生、学生の方、そして太田先生からの質問に答えながら、フェアトレードの理想とリアルを突かれる時間でした。

 今回の授業は、「防災」がテーマでした。フェアトレードは、国際協力やグローバル化の1つとしてくくられることが多いですが、「防災」としての側面も持っています。例えば、プランテーションで1つの商品作物しか作っていなかったら、その作物の市場価格が大暴落したり、気候のおかげで不作だったりしたら、大打撃です。また、災害が起きた後の復興は、いずれ経済活動が必要になります。その際に必要になるのは、より持続可能でレジデントな生産活動です。フェアトレードの「公平さ」だけでなく、防災、「強さ」についても考えた時間でした。