2020年

1月

12日 嵯峨野高校交流会

19日 藤田早苗講演会

20日 年度まとめ

 

2月

19日       神戸大学附属中等教育学校出張授業

9日      ミートアップ灘

5日11日 ミャンマースタディツアー

9月

11日 灘高校出張授業!

10月

3日 新入生を迎えた初の学習会!

10日 FT大学「北星学院大学」からゲストを迎えて学習会

14日 神大の授業「ESD論A」にてPEPUP紹介

17日 学習会「数学科から見た国際協力」

24日 学習会「SPFTCの商品検討」

31日 学習会「SPFTCの商品検討-2」、学習会 in English !!

11月

5日 学習会 今後の目標の話し合い

12日 学習会 1回生向けSPFTC学習会

18日 palafoolさんとのコラボ記事作成

19日 オンラインスタツア 開催!

 

12月

7日 学習会 borderlessfarm との交流会

14日 学習会 AWEPさんご講演

15日 (株)PHEANESSさんとの対談!

19日 フェアトレードイベントで他団体と交流!

21日 今年の総括!

 

9/11(金) 灘高にて出張授業をさせてもらいました!

 

今回は、メインパートとしてFair Tradeロールプレイゲームを企画しました。今回は初めて実践させてもらったのですが、高校生の皆さんが白熱した議論を交わされていたのをみると、PEPUPとして嬉しい限りでした。その中には「募金したらええやんけ」や「エシカルってそもそも何」など核心をつく発言が多く聞こえてきました。さすが灘高生さんだなと。まだまだ未熟なゲームですが、みなさんから貰ったフィードバックをもとにさらなる進化をさせようと模索しています。

 

話は少し変わりますが、授業の最後に出た質問に「公正な価格はどうやって公正であると決めるのですか?」のような趣旨のものがありました。私はこの質問にうまく答えられなかったのですが(申し訳ないです)、現時点での私の意見は、「公正な価格=公正なプロセスを経て決定された価格」なのではないかと思うようになりました。公正な価格というのは見る立場によって変化し得るものです。しかし、価格決定のプロセスは、ある程度普遍的な公正があるのではないかと思うのです。その公平なプロセスとは、「価格を売り手と買い手が対話によって双方納得のいく価格で取引を行うこと」だと私は思います。ところが、途上国の小規模農家の人たちは、様々な理由から価格を押しつけられる、買い手の言いなりにされてしまう現状があります。そこを正すことができる点で、フェアトレードは、よりフェアなのかなと私は思います。

 

もし、うちの学校でも出張授業して欲しいということでしたら、お話しさせてもらいますので是非ご連絡ください。

 

 

この度は、繋いでいただいた先生、灘高生のみなさん大変ありがとうございました。

10月3日(土)

 

部員として初の学習会に参加したフレッシュな1回生の感想です。

 

初めて学習会に参加させていただき、新たな発見と同時にもやもやをたくさん得ることができ、とても濃い2時間でした。

 

フェアトレードというワードだけでも様々な解釈があって、自分で考えているだけでは想像もつかないような意見を聞くことができ、とても勉強になりました。今回得たもやもやをこれからの学習に生かし、もっと知識や考え方を増やしていきたいです。(まなつ)

 

フェアトレードに関して、色々な観点から見ることで、様々な問いを発見できることに気づかされました。今日の学習会で出てきた中では、特にフェアトレード商品だから買ってもらうのか、商品としての価値を評価して買ってもらうことを目指すのか、は根本的な問題だけど、とても重要であると思いました。まずは、フェアトレードについての基本的な知識を身につけて、それぞれの問題に対して自分の考えを持つことができるようになりたいと思います。(みれ)

 

 

私はフェアトレードについて、まだよく理解できていない部分がたくさんあります。前回の学習会では正解がないような問いについて考えてたので、これからどうしたいか考えるきっかけになりました。そして、フェアトレードについて少しずつ理解できるようになりました。(なな)

 

10月14日(水)

 

神戸大学のESDの授業でPEPUPの話をさせてもらいました!話をしてくれた一年生の感想です↓

 

 まだ入ったばかりですが、このような機会をいただくことができて、本当に貴重な体験でした。私自身まだフェアトレードについて知らないことが多くあり、それを説明するために調べていく中で、新たな発見がたくさんありました。オンライン授業で顔が見えないのでうまく伝わっているかわからず、学んだことを他の人に伝える難しさを感じました。また、フェアトレードの活動を広めていく中で、学ぶだけにとどまらず、情報を発信することの大切さも実感できました。普段受講生として参加している授業を別の視点から見ることができ、とても良い経験でした。

 

 

10月17日(土) 「数学科から見た国際協力」

 

こんにちは。先日、初めて学習会の担当をさせてもらった菊本です。何をしようかと考えた末、「数学から見た国際協力」というテーマで行いました。PEPUPメンバーの学部の対極にあるような数学を知ることで、新しい(変な)視点を知ることと、相対化してそれぞれの学問の特徴を確認することができれば嬉しいなと思って開催しました。とはいえ、日常に溢れる数学や歴史における数学など、親しみやすいものを選んだつもりでしたが、「数学をします!」といった時のみんなの渋い表情は今でも覚えています。極端な考え方だけど、気づかぬうちにたくさん使っている「数学」の視点を持つことで新たな捉え方や考え方にヒントを与えてくれると思うのです。そんなこんなで特徴を紹介したなかでも、私が一番大切であると思うのは「定義の厳密さ」です。数学は定義の曖昧さを許しません。認識が限りなく一致することなど、厳密な定義による恩恵は多くあります。ところが、これは国際協力の分野などでも同じことが可能でしょうか?私自身、それは不可能であるし、その必要は無いと思います。今回はPEPUPのみんなに「貧困の定義」を考えてもらいました。そこで感じてもらいたかったのは、定義にゆるさを持たせなければならないということです。これこそがPEPUPで学習するトピック、大まかには国際協力という分野の難しさであり、良さであると、数学科として思います。今回の学習会で初めて見る景色があったならば幸いです。

 

10月31日(土) 本日の学習会では、前半にSPFTCのそれぞれの商品の販売について検討し、後半には英語での学習会をしました。

今回、10商品それぞれの値段やメリットデメリットを含め、検討した商品を、実際にどれを販売するのか、またそれらの販売方法等を今後煮詰めていきます。

英語での学習会のトピックは、フェアトレードにおいて重要なことは何か、また、昨年度のスタディーツアーの紹介でした。特に前者は、日本語でさえ考えるのが難しい議題ですが、国際協力に携わっていく上では必要なスキルですね!私もこれからは字幕で映画見るようにします(笑)

 

 

11月12日 学習会

 

来週のSPFTCとの交流会に向けて、学習会を行い、当日の質問事項などを考えました。

今年はスタツアが行えない中、PEPUPの活動に欠かせない、フィリピンのパートナーや農家についての情報を共有しました。

約1年前に言ったスタツアの衝撃や感想を思い出しつつ、行いましたが、改めて共有するとなると、スライドを作っていく中で考えが整理されるなぁと感じた日でした。

一回生にとって、少しでも雰囲気が掴めたらいいなぁと思います。2回生にとっても有益な時間だったと思います。

 

1年前のいった直後は、疑問が増えて、ホームステイもきつくてとかしんどい印象が強かったですが、1年たって考えてみると、あの経験があるからこそ考えられることや、自分の一部分にあのときの生活が入っているなあと感じます。本当に言って良かった!コロナが収まって、またいけるといいですね♪

 11月19日 SPFTCとの交流会

 

今回は、商品輸入を検討していたSPFTCとの交流会がありました!

現地のフィリピン人スタッフとの、完全英語でのミーティングは、スタディツアーにまだ行ったことのない私にとってはとっても新鮮で、ワクワクしました!先輩方の通訳に助けられ、何とか話について行けたように思います😅。

自己紹介や近況報告、そしてSPFTCの取り扱っている商品の説明などがありました。

フィリピンを取り巻くコロナの状況も厳しいものだそうです。SPFTCの取り扱うココナッツオイルやカラマンシーなどはどれも体にいいそうですよ!!みなさんもコロナや風邪の免疫付けにいかがですか⁇

商品の説明では、SPFTCの熱い思いが伝わってきました!普段日本人が物を売買する際には感じられないような、商品への強い思い入れがあるのは、フェアトレードのいいところだなと改めて感じ、ますますフェアトレードに関わっていきたいという気持ちが強まりました!

説明をしてくれたお二人とも、すごくあたたかい方々だな~と感じました!今回フィリピンへの興味が一層強まって、早くスタディツアーに行ってみたいな~って思います!!

 

 

11月18日

甲南大学 ボランティアサークルPalafool (パラフルさん)
PEPUPとのコラボ記事を作成していただきました.


Palafoolは学生ボランティア団体でメンバー数はおよそ100
そのうちいくつものグループに分かれ、幅広いボランティア活動を行なっています

その活躍が注目されて、「神戸新聞」「Yahoo!ニュース」
「日刊経済新聞」などでも取り上げられています!

神戸活性化のために日々取り組んでいる、Palafoolさん
今後のコラボ活動に向けても、現在計画中です

 

12月7日 学習会 borderlessfarmとの交流会 

 今回は、borderlessfarm の代表の方とオンラインでお話しました!

borderlessfarmとは、ミャンマーの農家さんと取引し、日本の企業につなぐ活動を行われている会社ですが、

今回はPEPUPでの私たちの先輩でもある、その代表とオンラインで交流し、いろんなお話を聞くことが出来ました!!

まずは、borderlessfarmを立ち上げることとなった成り行きや今後の目標などです。

意外にも、国際協力を始めるきっかけというのは、思い立ちや強い衝動でいいんだなと思いました。実際に自分の目で見て、何かを変えたいと思って行動に移れるかどうかはとても大事だなと感じました。

次に、今後輸入を検討している商品についてもいろいろなお話を伺いました。

何より、自分が取り扱っている商品に大きな自信を持っていられることや、地元の農家さんと連携を取って協力してやっていくことといった、単なる国際協力ではなく、あくまでも企業として、そして農家さんたちの今後を見据えて活動しておられるところに魅力を感じました。

今回お話を伺ってみて、PEPUPの先輩がこんなにも生き生きと活動しておられることに驚き、自分たちもその姿を目指して

もっともっと深く関わっていきたいと思いました!

 

12月14日 学習会 AWEPさんご講演

 

神戸市長田区を拠点とするNPO、AWEP(Asian Women's Empowerment Project) さんに貴重なお話を伺いました。

AWEPさんは主にアジアの女性が搾取されることなく主体的に活躍できるようなエンパワーメントを行っておられます。

 

お話の中で、経済的に厳しい状況にある地域では、女性の地位が低くなりやすく、人身売買の温床になり得るという話がありました。アジアの女性が多く来日する今日において、私たち日本人も決して他人事ではないなと感じました。

AWEPさんが取引することで、女性の経済的状況が改善されるだけでなく、自尊心向上にも繋がるというお話がありました。また、商品については、紙媒体などで一般化されていない、口頭伝承による編み物があると聞きました。個人的に魅力的でした(笑)

私たちも出展の際に、AWEPさんの商品を取り扱わせていただくことがあるのですが、今日のお話のおかげで、よりその商品について説明がしやすくなったと思います。

 

12月15日 (株)PHEANESSさんとの対談

 

主に海外進出に関する人々をサポートする事業を行っている(株)PHEANESSさんとの対談をさせていただきました。

研修事業、海外事業プロジェクトの立ち上げ、新規事業の資金集めなどを通してサポートを行っていらっしゃいます。

熱意のある人を全力でサポートし、社会をよりよくしようという人を集める活動は素晴らしいなと思いました。

現在は国連共催のAPYEについて日本事務局をされているようです。世界中の若者と協同する、こちらも大変興味深い内容でした。

 

 

12月19日 「第5回 フェアトレードを動かす!若者スピーチ」に参加しました!

 

フェアトレードの活動をする多くの団体と、オンラインで交流会をしました。全国の様々な地域で活動する団体がたくさん参加していて、いろんなアイディアや新しい意見を聞けました!

面白かったのが、それぞれの団体で、フェアトレードという部分は共通しているものの、実際に目標として掲げていること、方向性は各々多様性があったことです。自分がフェアトレードと聞いて思い浮かぶのは、チョコレートの輸入など食べ物の話になってしまうのですが、そもそもフェアトレードの活動でありながら地域や環境にも目を向け、フェアトレード・タウンという名前の通り、地元全体に広めていこう、あるいはお客さんへの販売、ビジネスに目を向けてみよう、といった様々な視点があり、今後の活動にも活かしていけそうなものばかりでした!